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2006年11月29日

展覧会を終えて

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 展覧会が終わりました。今回も連日大勢の方々にお越しいただきまして大変感謝しております。
 展覧会は、学芸会や音楽会とは異なり、その場で子どもたちが演じたり歌ったりするものではありませんが、全学年の子どもたちが、何ヶ月にもおよび見たり感じたり考えたりしてきた活動を、ひとつの場所で感じることができる機会です。ご覧になられた方は、音こそありませんが、会場内に響き渡る子どもたちの歓声やつぶやきを心の中でお聞きになられたことと思います。
絵や工作の作品には見た人に一瞬で色々なことを伝える力があります。子どもが図工や家庭科の時間に過ごした時間や空気、手や体に伝わる感触、材料のにおいや音、手や足を大きく動かした気持ちよさ…そういう様々な出来事の響きが耳を澄ますと心の中に聞こえてくるようです。そこには、子どもたちが日々生活の中で営んでいる表現が集約されているのです。
 子どもたちは図工や家庭科の中だけで表現しているだけではなく、日々の営みの中で常に表現し続けているのであると考えています。しかし、昨今の諸事情は子どもの自然な表現の場を奪いつつあるのが現状です。子どもたちが本来の「表現する存在」であり続けるために、家庭や学校の担う責任は重大だと感じています。
 図工や家庭科の時間の中で、子どもが表現をする場に立ち会う私たち教師は実に多くの子どもたちの「つぶやき」を聞きました。この「つぶやき」は、気にとめなければ見過ごしてしまいそうな些細なことではありますが、この「つぶやき」をひとつひとつ大切に受け止めていくことが大切だと思っています。今回の展覧会で作品を通して、この「つぶやき」をたくさん方々にお聞きいただけたのであれば担当としてこれ以上の幸せなことはありません。

図画工作科 玉置一仁

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投稿者 es36 : 2006年11月29日 12:19

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