滝野川第四小学校 学校経営方針

   
  平成23年度  学校経営方針(抜粋)  
 
校長  太田 篤憲
 
 
T 学校経営の目標

 児童が心身ともに健康で、明るく、楽しく、生き生きと自らの良さや可能性を発揮し、 満足感、充実感をもって、安全に安心して学校生活が送れるよう、全職員が一丸となって、 学校の教育目標の具現化を図ることを学校経営の目標とする。
 
 
1 目指す児童像

 人間尊重の精神を基調とし、実践意欲を高め、知・徳・体の調和のとれた心身ともに健康で、 国際的視野をもち、社会の変化に主体的に対応できる、たくましい児童の育成を目指し、次の児童像の実現を図る。

 
  進んでやる子  どんなことにも意欲と自信をもって、進んで実践し、 生涯にわたって人間性豊かに、主体的、創造的に生きることのできる子
(意欲・積極性・行動力・実践力・根気・先見性・興味・関心・・等)
 
 
  学び合う子  基礎的・基本的な内容を身に付け、自ら学び、考え、主体的に問題を解決し、 共に高め合いながら学び続ける子
(知識・理解・思考力・判断力・想像力・表現力・集中力・受容・協力)
 
 
  助け合う子  豊かな心をもち、自他の人格を尊重し、人と人とのかかわりを大切にしながら、 相手の立場に立って、物事を考え、判断し、行動できる子
(思いやり・協力・協調・共感・受容・親切・友情・共生・・等)
 
 
  じょうぶな子  自他の生命の大切さを知り、心身ともに健康で、安全な生活を送り、 健康の増進と体力の向上を図ることができる子
(明朗・健康・体力・気力・根気・粘り強さ・柔軟性・・等)
 
 
 
2 目指す学校像

 学校は子供たちのためにある。学校に受容的、共感的、肯定的な雰囲気があふれる時、 全ての子どもにとって、学校は楽しく、やりがい、生きがいのあるものとなる。
 
  (1) 安心・安全で明るく、楽しく、いきいきとした学校
 
  ・安全は全てに優先する。安全・安心があってこそ、子どもたちの生活は充実する。
 
  ・朝起きた時・・・・・ 「早く、行きたくなる学校」  
  ・学校にいる時・・・・ 「人と人との豊かなかかわり合いがあり、良さや個性が認められ、自分の居場所のある学校」  
  ・下校する時・・・・・ 「明日も来たくなる学校」  
 
  (2) 教職員の個性や能力が発揮され、やりがいと誇りのもてる学校
 
  ・教職員一人一人の能力や専門性が生かされる学校
・教育公務員としての自覚と責任をもち、誇りのもてる学校
・常に児童とともに在り、ともに喜び、ともに悩み、ともに学ぶ学校
 
 
  (3) 地域と交流し、地域とともに歩み、地域から信頼される学校
 
  ・保護者のわが子を思う気持ちや願い、地域の実情から目と心を離さない
・保護者や地域の声を謙虚に聞く
・学校の教育方針、教育内容、教育方法、活動状況を積極的に保護者や地域に伝え、理解を得る
「地域で生まれ、地域で育った子どもたちは、やがて、地域を支える大きな力となる」
 
 
 
3 目指す教師像

 「教師は最大で最善の環境である」と言われている。 教師の言動が子どもたちに夢と希望を与えることもあれば、 そのひと言で絶望感を抱かせることもある。 それ故、教師の責任は重く、資質の向上を図ることが何より大切なことである。
 
  (1) 子供を愛し、教育に情熱を燃やす教師
 
   「愛情なくして信頼なく、信頼なくして教育はなし」  
 
  (2) 教育の専門家として、常に研究、向上に努める教師
 
   「授業は教師の命」 「教師は授業で勝負する」  
 
  (3) 心身ともに健康で、人間関係を大切にし、協力し合う教師
 
   「健全なる精神は健全なる身体に宿る」  
 
 
U 学校経営の基本方針

 これまでの学校教育のよさや成果を踏まえつつも、情報化、国際化、少子高齢化、科学技術の高度化、価値観の多様化等、 社会の変化に対応できる新しい学校教育の創造に努め、以下の点を重視した学校経営を進める。
 
  (1) 児童一人一人のよさや個性、可能性を見つけ、それが発揮できるようにするための 教育活動を展開するように努める。
 
 
  (2) 教職員一人一人が経営に参加しているとの自覚に立ち、 教職員の協働体、組織体としての機能の発揮を重視する。
 
 
  (3) 学校が子どものために教育機能をより発揮できるようにするために、 家庭や地域、関係諸機関との協力、連携を重視する。
 
 
 
V 学校経営の具現化
 
 
1 学習指導の充実 〜指導と評価の一体化〜

 学ぶ喜びを知り、生涯を通して学び続ける力を養う。

 
  (1)確かな学力の定着を図る(確かな学力の要素)  @学ぼうとする力(関心・意欲・態度等) A学ぶ力(知識・技能を活用して課題を解決するために必要な思 考力・判断力・表現力等)
B学んだ力(基礎的、基本的な知識、技能等)
  「読む・書く・聞く・話す・計算する」
     *教科の学習や日常生活のもととなる力
 
 
  (2)「生きる力」とは 
@基礎・基本を確実に身につけ、いかに社会が変化しようと自ら課題を見つけ、自ら学び、自ら考え、主体的に判断し、行動し、よりよく問題を解決する資質や能力
A自らを律しつつ、他人とともに協調し、他人を思いやる心や感動する心などの豊かな人間性
Bたくましく生きるための健康や体力
 
 
  (2)子供のよさ・個性・能力や可能性が発揮できるようにする 
・個性や能力を生かし、個に応じた指導 習熟度別指導の工夫 ☆子ども一人一人を知悉する!(指導計画・記録・変容と指導法の追加・改善)  
 
  (3)子供が主体的に活動する授業を工夫・改善する  ・体験的な学習、課題解決学習の重視
 (観察・調査・実験・研究・発表・討論など)
・TTや少人数学習指導による授業改善 ☆体験は思考を活性化し感性を磨く! ☆課題作りの場面を工夫する! ☆「子どもの瞳の輝き」を一つの目安に!
 
 
   ◆今年度の取り組み ・朝学習・・・毎週金曜日と土曜日授業の朝の10分間(計算、漢字練習など)
・学力パワーアップ講師の活用・・・1年生と2年生に配置
・少人数指導・・・2〜6年生 算数で各学年4時間ずつ
・理科支援員の活用(4・5・6年生を中心に 毎週金曜日・6時間)
・「たきよんのびのびプリント」(国語・算数)の活用
  朝学習・授業・家庭学習・滝四地域寺子屋での活用を図る
 
 
2 生活指導の徹底

 基本的生活習慣を身に付けさせ、自立的な生活習慣と社会性を育て、 明るく健康な生活を送ろうとする力を培う。

 
  本年度の生活指導の重点 「進んで挨拶をしよう」  
 

 
 
 「あいさついっぱいの学校にしよう」「明るいあいさつ自分から」
 「あいさつとボランティアの滝野川南地区」
 「オはようございます・アりがとう・シつれいします・スみません
  サようなら」 (オ・ア・シ・ス・サ運動)
 
  (1) 子供の安全 ・生命、安全、健康に関することは全てに優先する
・一日の出発は声をかけながらの健康観察から
・表情、つぶやき、何げないしぐさ、活動のようすの観察
・担任、養護、専科、副校長、校長、保護者、校医、関係諸機関との連携
・安全指導、安全点検、避難訓練(毎月)
・1年交通安全教室
・セーフティ教室の実施
           
 終了後、安全対策協議会の実施 (警察、地域、学校、保護者)
・不審電話への対応
・外部からの侵入者への対応
 学校への不審者侵入時の危機管理マニュアルの活用
 児童の登下校時以外正門、裏門、通用門の施錠
 インターホン、モニターカメラ、オートロックの設置
  扉の鍵の開閉がスムーズにいくよう、万全を期すととも
  に、保護者、地域の人々の理解と協力を得る。
・子ども110番の活用、指導
・北区立滝野川第四小学校子ども安全ボランティア事業を立ち上げ、PTA、地域の協力を得、 登下校時における児童の安全確保を図る。
・滝四小地域安全マップの作成
・防犯ブザー及び防犯ブザー携帯中シールの活用
・北区学校連絡メールの配信
*管理や指導の不注意によって、けがや事故を起こし、生涯にわたるけが(特に首から上)となってはならない。 綿密な計画と準備、安全点検・修理に心がける。 事故を未然に防ぐことが何より大切であるが、万一事故が起こったら、「報告・連絡・相談」、そして誠実な初期対応を取る。
 
 
  (2) いじめの根絶・不登校傾向児童への温かい柔軟な対応
・心の通い合う、温もりのある学校・学級
・児童と教師、児童と児童の温かい人間関係の確立
・いじめは・・・しない、させない、見逃さない、許さない
・早期発見、早期解決、最後まで見取る
・全校体制での取り組み・・・生活指導朝会(毎週1回・金曜日
・生活指導部会・特別支援教育校内委員会(毎月1回)
・特別支援教育校内全体会(毎学期1回)
・スクールカウンセラーの活用  校内教育相談体制の充実
教育相談室の整備
*「いじめ」「不登校」が生じないよう、どの児童についても全職員で、
 目と心と言葉をかける。児童の様々な行動や心のサインを見逃さず、
 家庭との連携を密に行い、丁寧に対応する。
*「心の教育推進プラン」に基づき、生活指導上の問題に対応する
 
 
  (3) 自覚と自立の生活指導 ・約束やきまりをみんなで守る指導(共通理解)
・基本的な生活習慣の確立(家庭との協力)
  −あいさつの励行−
 
 
  (4) 人権尊重・生命尊重・体罰の禁止 ・叱る3基準
 人権を侵害する言動・・・身体、差別、家庭等の悪口
 生命を損なう行為・・・危険な遊び、暴力
 他人に迷惑をかける・・・意地悪、故意に物の破損
・ほめる3基準
 一生懸命取り組み努力をしている時・・・結果より過程を
 他人やみんなのために尽くした時・・・自分のことより人のことを
 よい考えを出し、実行した時・・・模倣より創造、実践を
・体罰のない指導・言動
 子どもを認め、肯定的に評価
 教師の人権意識、人権感覚を高め、言動には十分配慮する
 
 
 
 
3 研究活動の充実

 
  (1)  研究テーマ 「読む力を身に付ける児童の育成(仮)」
 
 
   
  (2)  基本的な考え方
・授業研究を中心に据え、児童の姿を通して研究を深める
・滝四小の特色ある教育として、保護者や地域にも研究の内容を発信していく。  (授業公開、保護者全体会、学校だより等を通して)
・児童一人一人に確かな学力を定着させ生きる力を育むために、教師の授業力を向上させ、授業改善を図る。
 
  (3)  研究の方法
・研究授業
 
  (4)  研究の内容
・年6回の研究授業を中心に、授業研究を行う。 ・日頃の授業や週2回の朝読書の充実
・読書に関する諸活動の工夫・改善
・異学年や高齢者、幼稚園児、保育園児との交流活動の導入
・放送や、テレビ放送を活用しての児童による読み聞かせ
・保護者や地域との協力体制の確立
・地域の図書館との連携 ・学校図書館の充実・整備
・前年度の取り組みのさらなる充実(読み聞かせ・ブックトーク・パネルシアター・  エプロンシアター・ポスターセッションなど)
 
 
 
4 特色ある教育活動の推進
 
  (1) 全学年、外国語活動を通して、英語に親しませ、 コミュニケーション能力の育成と異文化理解の推進を図る。
・年間活動計画の作成
・外国語活動検討委員会(毎月1回)の実施
・学校ファミリーによる外国語活動研修会(年間3回)の実施
 
  (2) なわとび大会等、体育的行事及び学校保健委員会、特別支援教育校内全体会、 保健指導、すこやか教室を重視し、心と体の健康増進を図る。
心と体の健康づくりの一環として、食育リーダー、食育推進チームを配置し、食に関する指導の充実や望ましい食習慣の形成を促す 食育に力を入れていく。
 
  (3) 全校朝読書(毎週火・水)、読書旬間、読み聞かせ、図書室の整備、 東田端図書館との連携を通し、読書習慣の形成を図る。  
  (4) 実社会である地域とかかわり、地域の人々に学び、地域に根ざした教育活動を推進し、 地域に対する帰属意識や愛着心を育てる。  
  (5) 「滝四地域寺子屋」との連携を密にし、児童の学びの継続性を図る。
・企画、広報、会計等、運営面について、学校と保護者、地域とが協力して行う。
・教職員も特技を生かし、講師として協力する。
 
  (6) 北区学校ファミリー連携を推進し、児童・生徒の豊かな結びつきを図り、 「挨拶とボランティアの滝野川南地区」を構築する。
 
  (7) 全校遠足や月1回の縦割り班活動を通して、異学年交流を推進し、特別活動の充実を図る

<学校ファミリー事業実施計画・小中一貫教育モデル校計画>

*交流校・・・田端中、滝一小、滝四小、滝七小
・4校の生活指導主任により、長期休業中の生活指導について共通理解を図るなど、情報交換を実施する。
・各校の授業公開日、道徳授業地区公開講座、セーフティ教室、研究授業等にできるだけ参加し、 相互の授業について理解を深める。
・2学期の授業参観後、4校の教員による情報交換会を実施する。
・合同で、「心肺蘇生法講習会」を実施する。
・年度始めと末に4校の副校長及び教務主任で打ち合わせ会を開き、 今年度の行事についての確認や次年度の行事予定について話し合う。
・運動会、文化祭、音楽会、演奏会、学芸会、作品展示会等の行事で4校の交流を図る。
・4校の主催で地域の方及び保護者、生徒対象で講演会を実施する。

・クリーンキャンペーン月間、あいさつ週間を通して、滝野川南地区学校ファミリー4校の 保護者、全校児童・生徒、教職員で取り組む。
 
 
 
5 二学期制を推進するための取り組み
 
  (1) 学習指導・評価の改善  
    ・一つの学期を長くすることにより、長い期間の中で子どもたち一人ひとりが補充的な学習や発展的な学習にじっくり取り組む。
・学期の長期化を生かし、子どもたち一人ひとりの学習到達度や「よさ」を多面的にとらえ、学習評価の充実を図る。
・二学期制に合わせた通知表、各教科の年間指導計画、評価計画を早急に作成する。
・通知表は年間二回とする。これまで年一回であった個人面談を、夏季休業中の7月と、12月末の二回実施することとし、 学習や生活の状況を保護者に丁寧に伝えていく。(三者面談や補助資料等の工夫)
 
  (2) 長期休業中の有効活用  
    ・夏季休業中の7月下旬に、学習の基礎・基本の定着を図ったり、 課題解決を図ったりするための「学習タイム」の日を設定する。
・夏季休業中の個人面談を充実させる。(時間・内容)
・長期休業中も、スクールカウンセラー来校日には教育相談の窓口を設ける。
・夏季休業中に1学期の通知表について時間をかけて準備をする。
 
  (3) 授業時数の確保  
    ・7月、9月、12月、1月の始業式、終業式がなくなる分、授業時数として確保できる。
・7月、12月は、最後の日まで給食があり、午後までの授業となり、授業時数が増となる。
 
 
 
 
6 家庭・地域社会との連携

 学校週5日制に伴い、家庭・地域社会との連携をより一層密にして、 児童に生きて働く力をつける。

 
  (1) 学校を家庭や地域に開く  
    ・学校一日授業参観
・道徳授業地区公開講座
・研究授業を公開し、保護者、地域に本講の研究について理解を得る
・学校行事等の参観拡大
・ゲストティーチャーとして授業への協力要請
・学校評議員制度の活用
・児童、保護者、学校評議員による学校評価の実施
 教職員全体での共通理解の徹底
・ホームページの充実・・・日々更新に努める
・学校だよりの充実・・・A4版、内容の吟味
 
  (2) 互いの信頼関係を築く  
    ・地域行事、PTA行事への積極的参加(児童、教職員、保護者)
・歩こう会・親子スポーツ大会・ペタンク
・地域運動会・ウォークラリー・盆踊り
・わいわいポプラ祭り・みんなで町をきれいにする運動表彰
 
 
 
7 施設・設備・教育環境の充実
 
  (1) 施設・設備  
    ・校舎、校庭、プールの有効活用 「建てた時より美しく」
・安全面、衛生面からの点検・整備 「一人の目より多くの目」
・施設管理補助員制度廃止による自主管理方式の徹底
・教材、教具の有効活用、開発、共有化、整理、保管
 
  (2) 教育環境  
    安全で衛生的かつ児童の心が落ち着き、学校生活に生きて働く環境づくり 「環境は人がつくる、人は環境によってつくられる」
・施設・設備・・・有効活用できるように整備
・自然環境・・・動植物の飼育栽培と自然との触れ合いを促す環境
・掲示環境・・・人権に配慮し、児童の意欲を高める工夫
・人的環境・・・教師の言動はもっとも身近で、最大の環境 「美しい心は、美しい環境の下で育つ」 子どもとともに清掃、整理
 
 
 
8 学校事務・校務分掌・その他
 
  (1) 学校事務  
    ・事前相談、調整、適切な手順・手続き  
  (2) 校務分掌  
    ・全校的視野、先取り、計画性、一人一役、責任ある遂行  
  (3) 効率化、集約化、重点化  
    ・省資源、省エネ (水・電気・紙)
・予算の計画的執行、節約
・会議の効率化(事前資料、簡素提案、効率審議、開始・終了時刻の厳守)
 
  (4) 服務の厳正  
    ・服務研修の実施(年2回)個人情報流出防止
・信用失墜行為の禁止
・体罰の禁止
・自動車通勤の禁止
・勤務時間の厳守
・学校における私費会計の厳正
 
 
   教育公務員としての自覚と誇りをもち、児童に敬愛され、 家庭・地域の信託に応える公教育を推進する。
  児童にとって
通ってよかった学校
  教職員にとって
勤めてよかった学校
  保護者にとって
通わせてよかった学校
 
 
 

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